宮城の海を青く！宮城県での取り組み

Posted by 2022.03.09 Business vector designed by Freepik

宮城県の美しい自然を保つために
我々の暮らしを見直すところから始まりました。

「わたしたちの暮らしからあふれたゴミで
汚れてしまう」

なかでも海洋汚染は切実な問題です。

日々の暮らしの中に存在するたくさんの
プラスチック製品。
適切に回収・処理・リサイクルされず
河や海に流れ出てしまう原因の一つはなんでしょう…？

それは「ポイ捨て」です。
ポイ捨てする人なんているの？なんて思う方も
いらっしゃると思いますが
海洋ごみのほとんどはその無責任な行動から
生れているのです。

世界では1年で約800万トンのプラスチックが海に流出しているとの試算や、このままでは、2050年には海洋プラスチックごみの重量が海にいる魚の量よりも多くなるとの報告もあります。

仙台市の荒浜の海岸で海岸ごみ・漂着物の調査をしたところ、集めた海岸ごみ・漂着物のうち約30%がプラスチックや発泡スチロール、ガラス・陶器などの人工物で、その人工物のうちの半数以上がプラスチックごみとのことです。

プラスチックごみを適正に処理すること。
マイボトルやエコバッグなどを使い、ごみ削減を意識していくこと。
使い捨て（ワンウェイ）プラスチックではない天然素材の服やアイテム、
使われているプラスチック量が少ない日用品を選ぶこと。
持ち物を大切に、長く使い続けること。
社会課題や地域のことに目を向け、取り組み方や継続の仕方を考えていくこと。

これらが無くては青い海を保つことは難しいでしょう。

プラスチックを使うことで我々の生活には大きな恩恵をもたらす一方で
プラスチック廃棄物の不正な管理が環境的にも社会的にも大きく負の影響をもたらします。

プラスチック利用に関する持続可能なあり方は、
國・地域。産業構造、消費パターンの違いによって異なり、
多様な見解があるため、最善のアンサーはまだまだ模索中であることも明らかです。

宮城県の海に限らず、日本の海が
誰かが置き去りにしたゴミによって汚されるなんて
たまったもんじゃありません。

「自分には関係ない」では済まされないとこまで来ているのです。

みんなのものだからこそ、みんなでプラスチックの使い方を
改めて考えなくてはなりません。

プラスチックごみに限らず、
「私にとってはゴミだけど、誰かに使ってもらえないかな？」
というゴミは積極的にリサイクルに回すべきです。

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