東京都葛飾区で東京23区の推奨ごみ袋認定制度が廃止ってほんと？

Posted by 2022.07.08 Business vector designed by Freepik

ゴミ袋認定制度って

みなさんがお住まいの地域には自治体が認定しているゴミ袋はありますか？

例えば、燃えるゴミを入れる袋が黄色の袋の地域や、〇〇市とプリントされている袋しかゴミ捨ての際に使用できない地域があります。

ゴミ袋認定制度はどうして導入された？

東京都の葛飾区によると、東京都23区でごみ袋認定制度を導入した目的は下記のように記されていました。

23区がごみの分別徹底・ごみの排出や償却時の安全性の確保を目的に、燃やすごみを収納する袋の規格（透明・半透明で簡単に破れないもの）を共通に定め、その袋の流通・使用を皆さまにお願いしてきたものです。

しかし、このごみ袋認定制度は東京都23区では、平成21年3月末をもって廃止になりました。

なぜ廃止になってしまった？

廃止になってしまった理由は、推奨袋の規格と同程度のごみ袋が一般的に販売されていることが大きな要因として記載されていました。

そして、廃止を決定した東京23区からは、区民、排出事業者、販売事業者それぞれへ向けたメッセージも併せて記載されていました。

区民の皆さまへ
制度廃止後は、一般に販売されている「中身の見えるポリ袋（透明・半透明で簡単に破れないもの）」をお使いください。なお、お手元にある推奨袋や、在庫整理のために小売店で販売されている推奨袋は、制度廃止後も引き続きお使いいただけます。

排出事業者の皆さまへ
制度廃止後、区の収集を利用してごみを袋で排出される際には、「中身の見えるポリ袋（透明・半透明で簡単に破れないもの）」にこれまでと同様、袋の容量に見合った「事業系有料ごみ処理券」を貼って排出してください。

販売事業者の皆さまへ
既に製造・流通している推奨袋は、平成22年3月末を目途に在庫品の整理をお願いいたします。
　また、新たな袋を製造・流通される場合は、区で定めている下記の規格を満たした袋としてください。
　なお、容量の表示にもご協力をお願いいたします。
• 容量が90リットル以下であるもの
• 耐水性があり、丈夫なものであること
• 内容物が識別できる程度の透明度を有するものであること
• 焼却に適した素材を使用したものであること

要約すると、推奨ごみ袋認定制度自体は撤廃になるものの、制度が施行されていた時同様に、区民、排出事業者、販売業者が一丸となってごみ問題に取り組むことに協力をしてほしいというような内容です。

まとめ

今回は東京都23区で廃止された推奨ごみ袋認定制度について話をまとめました。

皆さんも一人一人が分別など環境に対する意識を持ってご自身の生活を送ってみてください。

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