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遺品整理が大変なのはどんな時?遺品整理のコツを解説!

Posted by 2019.08.07 Business vector designed by Freepik
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家族や親族が亡くなると遺品整理をする必要が出てきますが、遺品整理の内容によっては大変な思いをすることもあります。実際「かなり苦労した」と感じている人は少なくありません。そのため作業を始める前に、遺品整理のどんな点が大変か、どんなポイントを意識しなければいけないかを知っておくのは良いことです。

そこでこの記事では遺品整理をスムーズに行うために知っておくべきことをいくつかご紹介します。

1.遺品整理が大変になる理由

近年孤独死や終活といった言葉をよく耳にするようになりました。
最近は死を意識した身の回りの整理に関心を向ける人が多く、生前整理を事前に行っている人もいます。
生前整理を行えば遺族が後でその人の遺品整理を行う時に負担が少なくなるからです。

とはいえすべての人が生前整理をするわけではありませんし、中には突然亡くなる人もいるので急に遺品整理の必要が発生することも珍しくはありません。
そういう場合遺族は遺品整理で苦労することが少なくありませんが、遺品整理を大変にする要素は他にもいろいろとあります。
代表的な問題点としては以下のような点があげられます。

【気持ちがつらい】
故人の死を受け入れられずに遺品整理が始められないと感じる人は多いのではないでしょうか。遺品に触れれば触れるほどつらい気持ちになって手がつかないと遺品整理は大変です。

【体力や健康面に問題がある】
遺品整理をする遺族が病弱だったり年配だったり体力がなかったりすれば遺品整理は大変です。

【場所が遠い】
住んでいるのが東北で遺品整理する場所が九州といったように、遺品整理の現場が遠いと遺品整理の時間を取るのが難しいでしょう。

【遺品の量が多すぎる】
故人が物をため込むタイプだと遺品の量は総じて多くなり、片付けにはかなりの時間や体力が必要になるので大変です。

【故人が孤独死した】
遺族が孤独死すると警察の捜査が入ることがありますし、もし遺体が腐乱していれば遺品整理の前に部屋の特殊清掃が必要になります。

このように遺品整理を大変にする要素は色々と挙げられます。じっくり時間をかけて行える遺品整理もあれば、時間的にも心情的にも余裕がない中で行わなければいけない遺品整理もあります。

2.遺品整理のコツを抑えて作業負担を軽減しよう

遺品整理の方法に絶対的な正解などはありません。
個々の状況に応じてベストな方法があるので、遺族は遺品整理を始める前に関係する要素をよくまとめて良い計画を練る必要があります。
以下に意識しておきたいポイントをいくつかまとめておきます。

===時間がなく遠方なら業者に任せる===
遺品整理をする時間が遺族の誰にもないという場合は遺品整理業者に任せるのが一番です。
現場に比較的近い業者に依頼すれば、数時間であっという間に遺品の片づけを完了してくれます。
経験や実績がある業者なら、一軒家でも8時間ほどですませてくれるので遺族としては時間の節約になります。

遠方に住んでいる遺族であっても、現場見積もりと作業開始日とで1,2日ほどあればすべて終わるのでさほど大変ではないでしょう。
遺品整理業者には日本全国に何千とあるので、だいたいどこの街にも最寄りの業者が見つかる可能性があります。
もちろん業者を選ぶときは信頼出来て費用もそれほど高くない所を選ぶ必要はあります。

===気持ちの整理がつかない場合も業者が良いかも===
もし遺品に故人の思い出を感じすぎてつらいという場合は無理に遺品整理する必要はありません。
まずは気が済むまで故人を偲ぶのも大事です。
特にすぐに遺品整理をしなくてもよいなら、いずれ遺品整理できるタイミングが来るまで保管しておくという方法もあります。
ただ賃貸で原状復帰しなければいけないなど悠長に待っている時間がないケースもあるでしょう。

そういう場合は否が応にも気持ちを押し殺して遺品整理しなければなりませんが、そうなるとどうしても「つらい」気持ちがつきまとってしまい大変です。
そういう時はプロの業者に任せた方が気持ちが傷つかなくて済みます。
業者と言っても、遺品整理士などのプロ資格を持つ業者なら故人の遺品を大切に丁寧に扱ってくれます。
決して粗末には扱わないので後ろめたく感じる必要はありません。

===遺品の量が多いなら一部か全部を業者に任せる===
もし遺品の量があまりに多いのなら、一部か全部を遺品整理業者に任せましょう。
例えば簡単な清掃や小物、貴重品などの方付けだけは遺族ですませておいて、重いものやビッグサイズのものだけ業者に搬出してもらう方法があります。
そうすることで費用を節約しつつもすべての遺品を素早く処理できるでしょう。

一方家がゴミ屋敷になっているようなら作業はかなり大変なので全て遺品整理業者に任せた方が良いです。
特に自分が住んでいるところと現場の自治体が違う場合はそう言えますが、それは自治体によってゴミ出しのルールが違うからです。
プロの業者ならゴミの適切な処理方法を知っていますし、ゴミと一緒に間違えて貴重品を捨てるようなこともありません。

===特殊清掃の必要があるなら対応業者を探す===
もし遺品整理の前に特殊清掃が必要なら対応している遺品整理業者にお願いしましょう。
対応業者なら清掃作業と整理作業をまとめて行えるので、別々の業者に頼むよりも時間や費用の面で節約になります。

===相続の問題は事前協議がポイント===
遺言が残されていてその内容に一部の遺族が反発するというケースだと問題は複雑ですが、特にそういうわけでないのなら遺品整理を始める前に事前によく相続分割に関して協議することがポイントです。
相続人の間で遺産が共有されている状態では、管理行為は過半数の決定、変更・処分行為は全員で行う必要があります。

しかし遺族の誰かが勝手に遺品を処分してトラブルになる事は珍しくありません。
例えば家電を勝手に売却したとか名義を変えたなどのケースです。
このようなケースだと法律に基づいた処理が必要になり大変ですが、そうならないためにも遺産分割協議は早め早めに行う必要があります。
遺族がなかなか一同に会することができないなら、葬式や49日などのタイミングで行うと良いでしょう。

遺産協議を故人の死後間もなくするのは気が引けるという人もいるかもしれませんが、相続に関する決定には時間的制限が課せられていることもあります。
例えば相続放棄や限定承認は相続開始を知った時点から3か月以内に手続きが必要です。
遺族内での協議を後延ばしにしてトラブルが起きるよりは、速やかに話し合いの場を設ける方が故人の尊厳を重んじることになります。

遺品整理業者はゴミナビ!経由で契約しよう

ここまで見てきたように遺品整理をスムーズに行うのは思った以上に大変なことがあるため、遺品整理業者に作業を代行してもらう方が賢明な場合があります。
遺族の気持ちもあるので必ずしも全ての作業を任せる必要はありませんが、少なくとも一部の作業を任せるなどしてバランスの取れた見方をすると良いでしょう。

もし遺品整理業者を探すことにしたなら、ゴミナビ!の利用をおすすめします。
ゴミナビ!の大きな特長の一つは最大5件の相見積もりが取れることです。
相見積もりは料金相場を把握するという目的と安い業者を探すという目的で行われますが、ゴミナビ!に登録している業者はすべて優良業者なので、ただ安いだけでなく良心的な作業をしてくれる業者を見つけられます。

2019年7月時点でゴミナビ!には全国700以上の業者が登録されていますが、サイトにはランキング情報や口コミ情報、会社情報など参考になる情報がいろいろと載せられています。
しかも利用は完全無料なので使わない手はありません。

3 .まとめ

遺品整理は状況によって大変な作業になることがあります。
時間や距離や心情など様々な要素が原因で大変さが変わってきますが、遺品整理のプロに作業を依頼することでかなり負担が軽減されます。
ゴミナビ!を使いながら良い業者に巡り合えれば、後悔しない遺品整理が達成できるでしょう。

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