本日、「軽トラック詰め放題15,000円」ということで、ごみ回収に来てもらいました。 色々、狡いところがありました。 まず前日 「大体、本棚とカラーボックス3つとこたつと、洗濯機くらいですかね」 と申告。 洗濯機はプラス3000円ということで他社より割安だったため、お願いしました。 「詰め放題」だと思い、こちらは「概算」を話したつもりが、あとで落とし穴となりました(後述) ★ポイント☞【ここで申告した内容が「全て」だと、向こうは定義付けます】 時間を決めて、本日(5月18日)12時ごろ、大体の約束の時間に来られました。 ここで少し交渉できるかな、との目算でしたが、以下のような決め打ちでした。 「昨日申告された商品が“すべて”です。追加する場合は上位パック「29800円」になります」 「詰め放題」ではなかったのか?…そこで以下の質問。 ●「詰め放題」ということは、概ねの容積のもと、スキマにも色々と細かいものを詰められて“お得”という意味では? 「昨日、申告頂いたものが全てです」というのが、向こうの基本となる言い分。 しかも、ほかのレビューにもありましたが、来たのは軽トラックではなく“1.5トントラック”でした。 これでは、どこまでが“軽トラック”積み放題かが分かりません。そこで以下の質問。 ●大型車で来るのはそちらの都合でも良しとしまして、「実際の容積」はどのくらいですか? 「昨日、ご申告頂いた物品が入る容量になります」 このポイントに責任の所在を持ってくる論法です。 「他社では1立法メートル(1㎥)などの基準がありますが…」と問うても、 具体的な数字は教えてくれません。 また「個数」で決めているのですか? 「寸法」で決めているのですか? と問うても、「昨日おっしゃった品々が、お約束された全てです」の防衛線。 この時点で「積み放題」という売り文句は崩壊していることが分かります。 (もちろん、業者側の勝手な定義では“積み放題”に含まれるのでしょうが) 結局、向こうが「数字的な答え」をしない(できない)ことで、こちらはどんどん突っ込める幅が広がり、何度でも質問できるので、向こうが「キャンセルさせていただきます」と言ってきました。 そして次が重要。 「キャンセル料3000円」いただきます」 「え? 今のこの時間は無料見積もりではないんですか?」 「無料見積もりでは“ありません”」と、明言しました。 ●ポイント☞これは完全に「黒」です。 電話の時点では「キャンセル料」「3000円」という言葉は“一度も”出てきていません。 「書面契約を交わしていませんし、何より初耳で、昨日の電話では一言も言ってませんでしたよね?」 「昨日の電話の時点で“契約は成立している”」、とのこと。 ※重ねて書きますが、昨日の電話の時点で「契約」「キャンセル」という言葉は一切出てきていませんし、こちらは「ご足労頂くだけで、見積もりだけでお帰り頂く」ことも明言した上での、この返しでした。つくづく『録音しておくべきだった』というのが反省点です。 洗濯機が3000円は他社比較で安かったので、そこを軸に、分解できない大型家具を中心に引き取ってもらいました。 ※現地に来て、最初の見積もり(向こうは契約といっていましたが)の時に優先順位を訊かれます。 これは「ごもっとも」ですので、処理に困る順番に優先付けると良いと思います。 【まとめ】 担当のOさんは電話のときから誠実そうなイメージで、対面でも普通に話せる人でした。 ただし前述の、初回電話での概算的見積もりが内容の“全て”であり、電話を切った時点で、 向こうとしては契約が締結されているといった立場を取ってきます。 (「契約」「キャンセル」「3000円」という言葉は出てきません) 残念ながら、“出張無料見積もり“は存在しませんでした。 (ただ、今回仮にキャンセルとなったとしても、書面締結していない以上、支払い義務はありませんし、払うつもりもありませんでした) “詰め放題”というのも、軽トラックではなく大型車で来ることで“軽トラック詰め放題”の基準を目視上分かりにくくし、客目線ではなく業者目線での判断となり、現場でのこちらからの「追加」は原則却下されることをご注意下さい。 【おまけ】 ※「名刺お持ちですか?」「ネームプレートもありませんが」という質問に対して、 「持たない(付けない)」主義とのことで、 「弊社はホームページに住所まで全部載せています。同業他社は〇〇区といった部分までしか載せていないものです」との回答。 う~ん、どちらも「会社として当たり前」と思うのは自分だけでしょうか。 『回収業界』自体が“うさんくさい”と自ら暴露している様に聞こえました。 以上です! 長くなりましたが、ご参考ください☆