世界遺産の富士山　深刻な○○問題に悩まされている！

Posted by 2021.12.22 Business vector designed by Freepik

山梨県と静岡県をまたぐ、日本一高い山「富士山」は2013年６月22日に、カンボジアで開催した世界遺産委員会で世界文化遺産に登録されました。
世界的にも有名で、日本の象徴ともいえる富士山がとある問題に悩まされているといいます。

世界“自然”遺産ではない理由

現在世界自然遺産は北海道の知床、青森県・秋田県の白神山地、東京都の小笠原諸島、鹿児島県・沖縄県の奄美大島などがあります。

富士山は自然にあるものなのに、世界文化遺産として登録されているのでしょうか。

静岡県と山梨県が富士山を世界遺産に登録することを目指したのは約20年前の1992年で、当初は世界自然遺産の登録を目標としていましたが、国の選考で２回も落選してしまいます。
原因は観光道路の建設や“ゴミの不法投棄”でした。
そのことから、静岡県と山梨県は山岳信仰の遺跡などの文化的価値を前面に出し、2013年に無事世界文化遺産として登録されました。

深刻なゴミ問題

富士山のゴミ問題は、2021年現在も解決に至っていません。

富士山の観光開発が始まったのは1960年。国内外で多くの登山者が集まりました。
当時は今より環境問題に対しての意識が薄く、ポイ捨てや不法投棄が相次ぎ、中には水銀、PCB(ポリ塩化ビフェニール)などの有害物質を含んだ製品がありました。
富士山に捨てられたゴミに含まれたこの有害物質は、長い時間をかけ土壌や水を汚染し続け、残念ながら今では富士山を水源とする忍野八海の水は飲むことを推奨されていません。
それから世界遺産登録を目指し、1998年には富士山の環境保護を目的として市民ボランティア6000千人以上と、毎年60回を超える大規模な清掃活動が行われていて、毎年数十トンにのぼるゴミを回収しています。

まとめ

2021年4月、静岡県と山梨県は5合目以降入山する登山者を対象に「入山税」を義務的に徴収するよう方針を固めました。
導入をすることによって、登山者のマナーの向上や、登山人数抑制などの狙いがあり
登山者は事前予約を行い、講習や装備の確認などの立ち入り条件を新たに設定するとの事です。

富士山の環境問題を含め、ゴミに対しての意識をより一層高めていかないと、いつの間にかゴミに囲まれて生活することになるかもしれません。
ゴミの捨て方や廃棄方法のマナーを守り、富士山と日本を守っていきましょう。

ゴミナビ！を利用してお近くのリサイクルショップや不用品買取業者を検索してみませんか？
実際に利用した人のリアルなクチコミも見れるゴミナビ！で安心して
あなたにピッタリな業者を検索してみましょう。

リアルな口コミ20000件突破！全国登録業者数は9000社以上！
日本最大級の不用品・粗大ゴミ、遺品整理、不用品買取など、
日本全国はもちろん東京、埼玉、京都、福岡の回収業者をまとめた口コミサイトといえばゴミナビ！評判・口コミ・相場が満載！

前のページに戻る

バックナンバー