大阪市ごみゼロ宣言！そのミッションとは？

Posted by 2022.03.14 Business vector designed by Freepik

大阪市では、平成３年度のごみ処理量２１７万トンをピークに、
現在では９０万トン(平成２８年度)にまで減少していますが、
この結果は、景気の後退や大阪市によるごみ減量施策によっての
み達成されたわけではなく、ごみ減量・３Ｒを実践する市民や事業者の方々の協力がなければ、
ここまでの成果を得ることはできません。
大阪市はこれまで、「大阪市一般廃棄物処理基本計画」を策定し、
「持続可能な循環型社会の形成」に向けた取り組みを
市民の方々の理解とご協力を得ながら進めてきました。

ゴミ処理の現状と課題

ゴミ減量が大きく進んだおかげでゴミ処理に係る経費についても
大きく減少されたことが発表されました。
この１０年間で、歳出から手数料や売電収入等の歳入を除いた市税投入額は、
４６５億円から２０３億円へ、２００億円以上の縮減となっています。
また、経常的な経費の削減のほか、ごみの減量により実現できる焼却工場数の削減や最終処分
場の延命により、非常に大きな財政効果があります。

家庭ごみの課題

不通ゴミの36.2％は「生ごみ」が占めていて、12.4万トン含まれています。
また、生ごみの約4割は、手つかず食品や食べ残しといういわゆる
「食品ロス」であり、4.8万トンもの量が廃棄されています。
さらに適正に分別することでリサイクルすることのできる
「古紙」が5.1万トン、「容器包装プラスチック」が2.4万トン含まれていて
分別排出の徹底をすすめる必要があることが分かります。

事業系ごみの課題

中小規模事業所から排出され、焼却工場に搬入されているごみに
「資源可能な紙類」が7.4万トン、「産業廃棄物」が6.8万トン含まれていて
リサイクルルートへの誘導及び事業系廃棄物の適正区分・適正処理を
より一層すすめる必要があります。

計画と目標

この計画は平成28年度よりスタートし、平成37年度までの10年間という長期間な計画で
活動を行っていて、

平成37年度までに【ごみ処理量を10万トン削減】▶▶84万トン目標
としています。これはごみの排出量を8万トン削減▶▶95万トンに。
■家庭から排出される生ごみの減量や将来推計人口の減少により３万トン削減
■事業所から排出される生ごみの削減や古紙・産業廃棄物の適正処理により５万トン削減
という具体的な計画を示しています。

また、資源化できる量に関しても、
【資源化量を2万トン増量し、11万トン】を目標としていて、
家庭から排出される古紙や容器包装プラスチックなどの分別を徹底し、
リサイクルを促進することで2万トン増量を目標としています。

そのゴミ、資源にしよう

あなたにとって「不要」となったゴミは誰かにとって「必要」なものです。
モノを大切に使うことで将来手放す際に誰かが必要となるかもしれないので
「ものを大切に使う」というところから意識を向けていきませんか？

古紙や容器包装プラスチックだけではなく、
生活に必要なものにはほとんどが【リサイクルが可能】です。

家具・家電・服飾品など…大切に扱えばいずれは「資源」となります。

大きなゴミを捨てる時も
「もう使えない」から捨てるのではなく、「別の資源として蘇らせよう」
という気持ちで是非捨ててみましょう。

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不用品回収を業者にお願いする時は見積もり内容をよく確認するようにしましょう。

ネット見積もりだけでなく現地見積もりもお願いすること、見積もりの詳細を確認して分からないことは業者に質問することで良い不用品回収業者を選べます。

また一つの業者だけに見積もり依頼するのではなく一括見積りを取るのがポイントです。
複数の業者にまとめて依頼することで見積り依頼の時間を短縮できますし費用の節約にもなります。
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