有害ごみってなに？

Posted by 2022.01.05 Business vector designed by Freepik

日頃から行い、身近なゴミの分別ですが
「有害ごみ」とはどういったものが含まれるのか、不燃ごみとは何が違うのかなど
有害ごみについて解説していきます。

有害ごみとは

基本的に水銀を含んだものを指します。
水銀を含んだものを焼却すると「有害物質」が発生し、健康被害の危険性があることから
水銀を含むものを有害ごみとして分別、回収します。

自治体によって使い捨てライターやスプレー缶が有害ごみに含まれる場合もあるので事前に確認が必要です。

一般的な有害ごみ一覧

▶乾電池・ボタン電池
▶蛍光灯・蛍光管
▶水銀体温計
▶水銀血圧計

有害ごみを捨てる際、一般的に中身の見える袋や購入した箱に入れて捨てることが推奨されており
見て分かる部分に「有害ごみ」と明記することを定めている自治体もあります。

有害ごみの回収日は自治体により異なるため確認が必要です。
また割れてしまった蛍光灯などは新聞紙や古布に包んで不燃ごみとして出すというのが一般的なようです。

有害ごみに含まれないもの

▶充電式電池
▶白熱電球・LED電球
▶電子体温計
▶割れた蛍光灯や蛍光管

充電式電池は有害ごみに含まれないため回収されません。
リチウムイオン電池など充電式電池はホームセンターや家電量販店などに設置されている回収ボックスへ出すようにしましょう。
回収ボックスが設置されている回収協力店は一般社団法人JBRCのWEBページ内で検索が可能です。
(一般社団法人JBRC回収協力店：https://www.jbrc.com/general/recycle_kensaku/)

回収ボックスは一部の市庁舎や区総合庁舎や収集事務所にも設置されている場合があります。

モバイルバッテリーや加熱式タバコのリチウムイオン電池を含む電子機器がプラスチック製容器包装などとして排出されることによるリサイクル工場での発火トラブルも増加しています。
リチウムイオン電池は中に燃えやすい液体が入っている事もあり、発火リスクが特に高いと言われています。
処分する際は自治体のルールを確認して適切に処分しましょう。

白熱電球やLED電球、電子体温計は水銀が含まれないため
基本的に不燃ごみとして扱われます。
前述したように割れてしまった蛍光灯や蛍光管も新聞紙や古布に包み不燃ごみに出します。

まとめ

有害ごみとは水銀を含むものを指し、自治体によっては使い捨てライターやスプレー缶なども含むゴミであり
回収日は少なく自治体により異なるため、収集カレンダーなどで確認が必要です。
有害ごみは焼却処理してしまうと健康被害を及ぼす危険性があるため
しっかりと自治体のルールを守り、適切に処分しましょう。

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