不用品回収ここだけの話

遺品整理業者のサービスにはどんなものがある?依頼可能な内容を紹介

Posted by 2019.08.24 Business vector designed by Freepik
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初めて遺品整理業者に依頼する場合、どんなサービスを依頼できるのか、どんな流れで作業が行われるのかなど色々と気になることがありますよね。
遺品整理は人生の中で頻繁にあるようなことではないので勝手が分からないという人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では遺品整理業者が提供しているサービスのあらましについて紹介して、遺品整理業者に作業を依頼するメリットを解説していきたいと思います。
また依頼から作業完了までの流れもご紹介します。

遺品整理業者のサービス

遺品整理業者と一口に言っても、街の便利屋や不用品回収業者、遺品整理専門業者などいろいろなタイプがあります。
そしてタイプによって対応しているサービスには大きな差がある場合があります。
ではまず基本的な遺品整理サービスから見ていきましょう。

遺品整理サービス1:仕分け作業

仕分け作業は遺品整理の基本サービスです。
遺品の中には貴金属などの貴重品類から明らかな不用品まで様々なものが含まれます。また写真や旅行のお土産品など一般的には価値がないものでも個人や遺族にとっては思い出の品になるものがあります。
さらには一見古いように見えて実は価値ある書籍や骨董品など、素人には価値が分かりにくいものが含まれていることもあります。

仕分け作業ではこれらの遺品を以下のように分類していきます。

■リサイクル、買取するもの
家電や家具、衣類、趣味嗜好品などまだまだ使えるものをリサイクルに出すために仕分けます。
家電には家電リサイクル法など関係する法令があって処理が少し面倒なので、業者にまとめて引き取ってもらうと便利です。
遺族の中には「自分たちでは使わないけど故人の所有物だから捨てるのではなく誰かに使ってほしい」と感じることが少なくないので、心情面からもリサイクルは大切です。

遺品整理業者の中には遺品整理後にそのまま自社で遺品を買い取ってくれるところもありますが、遺品の買取をしてもらうと自分で処理する手間が省けるだけでなく、遺品整理費用から買取金額を差し引いてもらえることにもなるのでメリットが大きいです。
なお一般的なケースでは遺品の半分はリサイクル可能と言われています。

■形見分けするもの
形見分けとは故人の思い出の品を遺族間や知人の間で分け合うことです。
基本的には金銭的価値が高いものを分け合うのではなく、日用品や写真など故人の思い出の要素が強いものを分け合います。
遺品整理業者は遺族に確認してもらいながら遺品を形見分けするものに選別します。
必要に応じて配送してくれることもあるので、遠方の遺族などに遺品を渡したい時に便利です。

■廃棄するもの
故人の中には生前家がゴミ屋敷のような状態になったまま生活しているケースもあります。
またそこまでいかなくても不要物がいろいろたまってしまっているケースもあります。
明らかな不要物やゴミは廃棄するものに分けて搬出してくれます。

遺品整理サービス2:貴重品の捜索

故人と疎遠だったり離れて暮らしていた場合は、法律や資産関係の大切な書類がどこにあるのか分からないというケースがあります。
普通貴重品や相続関連の遺品は遺族で探しますが、遺品が多すぎて困ってしまうとか探す時間がないという場合もあるでしょう。

このような時にプロの遺品整理業者は権利書や貴重品の探索をしてくれます。
見落としてしまいがちな所も含めて徹底的に探してくれるので、間違って大切なものを捨ててしまうリスクを避けられます。

遺品整理サービス3:清掃作業

遺品を一通り搬出した後に部屋の掃除を行ってくれます。
だいたい1,2時間ほどの清掃なので「家のすべてをピカピカに」とまではいきませんが、元の状態よりはかなりきれいな状態にしてくれます。
掃除内容としては部屋の掃き掃除や拭き掃除、水回りのごみやほこりの処理などがあります。

遺品整理サービス4:遺品の供養

仏教や神道を信仰している遺族の場合、故人の遺品を供養したいと考えることがあります。
遺品整理業者の中には人形や仏具などを提携している施設や寺院などで合同供養するサービスを提供しているところがあります。
読経供養やお焚き上げ、訪問供養など提供している内容は様々です。

遺品整理サービス5:生前整理

生前整理は遺品整理とは違って、故人が生前に自分で身の回りの所有物を整理しておくことです。
しかし生前整理をしておくことで、故人の死後に家族が遺品整理を業者に依頼する場合作業が簡素化します。
生前整理はもちろん自分で行うこともできますが、業者の中には生前整理のアドバイスをしたり不用品をあらかじめ処分するサービスを提供しているところがあります。

特殊な遺品整理サービス

ここまで解説してきたサービスは基本的な遺品整理サービスですが、多くの遺品整理作業はこうしたサービス内容で一通りカバーされるでしょう。
しかし中には特殊なサービスを利用して遺品整理しなければいけないケースもあります。以下にオプションとなる特殊サービスをご紹介します。

特殊なサービス1:特殊清掃

特殊清掃は、故人が孤独死などが原因で遺体が発見されずに時間が経過した場合に必要になる清掃です。
遺体が腐乱してしまうと家の中は悪臭や汚物や害虫などで汚染されてしまうことがありますが、そういう状況では遺品整理はできないのでまず消臭や汚物処理などの清掃作業が必要になります。
またゴミ屋敷化した家庭でも同じような作業が必要になる場合があります。

遺品整理を行う業者すべてが特殊清掃に対応しているわけではありません。
特殊清掃には特殊な洗浄液や装置や防護服などが使用されるため、片手間でできるような作業ではありません。
そのため特殊清掃が必要な場合は、それに対応している遺品整理業者を探す必要があります。
別々の業者に依頼することもできますが、同じ業者の方が費用や時間面でメリットがあります。

特殊なサービス2:リフォームとハウスクリーニング

故人の死をきっかけに家主が変わる場合や原状復帰が必要になる場合など、家の修繕やクリーニングをついでに依頼したいという遺族もいます。
その場合リフォーム会社に作業を依頼することもできますが、遺品整理業者の中には遺品整理から一貫してリフォーム・ハウスクリーニングまでまとめて行ってくれるところもあります。

台所などの頑固汚れはもちろん、庭の手入れやエアコンの掃除など細かな部位も手掛けてくれるので、遺品整理と同時にまとめて行うと役立ちます。

特殊なサービス3:手続きの代行

遺族の中には忙しくて故人に関連した様々な手続きが行えないという人がいます。
例えば車やバイクの処分や土地や住宅の名義変更、保険の解約などが挙げられます。
遺品整理業者の中には、このような面倒で分かりにくい作業を代行してくれる業者がいます。

遺品整理サービスの依頼~支払いまでの流れ

遺品整理を業者に依頼する時の流れを順序だてて見てみましょう。

1.作業してもらう内容やタイミングをまとめる
故人の死亡が分かった後に、どんな作業が必要なのかを大まかにまとめます。
特殊清掃が必要なのかどうか、いつまでに遺品整理を終わらせるべきか、買取してもらうか、貴重品だけは自分たちで処理するかなど「誰が、いつ、どこで、何を」すべきかをリスト化します。

2.ゴミナビ!で相見積もりを取る
ゴミナビ!では最大5件の業者に見積もり依頼ができるので、ここで一括見積りを取って相場を把握します。
気になる業者をいくつか選んで現地見積もりを取ってもらい、依頼したいサービス内容を伝えて最終的に費用がいくらかかるかを比較します。
その後最も気に入った1社を選びます。

3.作業当日
特殊清掃がある場合は特殊清掃が行われてから遺品の仕分け作業などが始まります。
特殊清掃は場合によっては数日間かかることもある作業なので、時間的余裕を持って日にちの段取りを組むようにしましょう。
遺品整理で貴重品捜索や形見分け配送などをお願いしているのであれば、遺族が仕分け中に立ち会うのがベストです。

4.作業確認と支払い
一連の作業が終わったら最終的に作業内容を確認します。
残しておきたいものがちゃんと保管されているか、部屋がきれいになっているかなどを注意深く観察しましょう。
問題がなければそこで作業完了となり支払いをします。
なお業者によっては最後に支払いをするのではなく別のタイミングでの支払いを求めるところもあるかもしれないので、事前に支払いタイミングは調べておきましょう。

まとめ

遺品整理のサービスには実に様々な作業が含まれています。
大まかに分けると、どこの業者でもやってくれる基本的なサービスと、一部の業者が対応している特殊なオプションサービスとがあります。
遺品整理現場の状況や遺族の意思によって作業内容は大きく変わるので、それに応じたサービスを提供できる業者をゴミナビ!で見つけてください。

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