ゴミ屋敷はセルフネグレクトの始まり！？

Posted by 2022.11.08 Business vector designed by Freepik

日本人は、世界で比べても自己肯定感が低く、幸福度も決して高くありません。

男女差別とまでは言わなくても男女の差というものも根強く残っており、仕事や、学校などストレスの溜まる環境が多いとも言われています。

また、ストレスをうまく発散することができずに無気力、いわゆる鬱の手前の状態に陥ってしまう人も少なくありません。

その状態が続くとセルフネグレクトと呼ばれる状態になり、ものに囲まれたい欲望が出てきたり、ものを捨てることができなくなったり、ゴミ屋敷の状態を心地が良いと捉えるようになってしまうことも珍しくありません。

＜セルフネグレクトとは＞
セルフネグレクトとは直訳で自己放任。生活を維持する能力と意欲の欠如、極端な自己肯定感の低下、それによる自身の健康や安全を損なっている状態を指します。「生活を維持する能力」というのは入浴や歯磨き、掃除や洗濯などを通して身の回りを整えること、体の調子が悪ければ病院に行くといったような自分自身の体をケアすることを指します。

「健康や安全を損なう」という箇所がポイントで、部屋がゴミ屋敷のようになっているから、無気力になって身なりを整えなくなったからといって、ご自身や周囲の方々がセルフネグレクトに陥っていると判断するのは早計といえます。そもそも、自己放任の状態に陥っているご自身が、セルフチェックでご自身の不調に気付いて助けを求めるのは非常に困難といえます。

【セルフネグレクト】と【ゴミ屋敷】はほぼセットで発生する問題です。気持ちが持ち直して来たら少しずつ部屋の片付けも行っていきましょう。物のついでではありませんが、ゴミの処分と合わせて不要な品を捨てる断捨離や模様替えを行うことで気分転換するのもおすすめです。

＜セルフネグレクトに陥らないために＞

【辛い環境で我慢しないこと】
心は生活環境やライフスタイルで変わる。職場や今置かれている環境に耐えきれず心が折れてしまいそうになったら思い切って環境ごと変えてしまうのも手です。生活環境が変われば心も変わるものです。そこからさらに苦しむこともあるかもしれませんが命あっての物種。時には周囲に頼りながらも自分の身を守ろうとすることは悪いことではありません。

【辛さを吐き出すこと】
若い方々に多い傾向ですが「弱みを見せるのは恥ずかしい」「自分ひとりの問題だから」とプライドに邪魔されて本音を出すのが難しいことも多いかと思います。しかし、自分が抱えている辛さを吐き出すことは悩みの解決に不可欠です。家族、友人、恋人といった自分の身近な存在はもちろん、カウンセラーなどの専門家に頼るのもいいかもしれません。

＜まとめ＞
今回は、意外にもつながっているセルフネグレクトとゴミ屋敷の関係をお話ししました。

自身が置かれている環境は、心の中を表しているとも言います。まずは、自分の部屋の片付けから行ってみるのも良いかもしれません。

リアルな口コミ20000件突破！全国登録業者数は9000社以上！
日本最大級の不用品・粗大ゴミ、遺品整理、不用品買取など、
日本全国はもちろん東京、埼玉、京都、福岡の回収業者をまとめた口コミサイトといえばゴミナビ！評判・口コミ・相場が満載！

前のページに戻る

バックナンバー