不要になったスマホは買い取ってもらう前にチェックが必要です！

Posted by 2021.12.20 Business vector designed by Freepik

現在個人におけるスマホ保有率は67％ほどと言われており、年々普及が進んでいます。
スマホも次々と新しいものが発売され、買い換えて不要になったものは
思い出としてとっておく方もいれば
リサイクルショップなどで買い取ってもらう方もいます。

ですがスマホには個人情報などが多く保存されています。
個人情報を守るためにもスマホを手放す前に確認をしておきましょう。

ネットワーク利用制限

ネットワーク利用制限とは、購入したスマホの分割払いが滞ったり
代金が支払われなかったなど一定の条件で、キャリアから通信に制限がかけられてしまい一切の通信ができなくなる状態のことを指します。
ネットワーク利用制限の状態は、端末の製造番号(IMEI番号)を各キャリアの専用ページに入力することで調べる事ができます。

ネットワーク利用制限の状態によって買取査定をしてもらえない可能性もあります。
またネットワーク利用制限の状態により査定額にも差がでてしまう場合もあるため
スマホの買取依頼を検討している方は初期化などの準備を始める前に、確認が必要です。

各アカウントやアプリの初期化・削除

Googleなどを利用していた場合に端末からアカウントを削除し、端末から切り離す必要があります。
これを行わないと初期化しても端末がうまく利用できなくなってしまう場合があります。

またおサイフケータイなどのICアプリも忘れず削除・初期化が必要です。
おサイフケータイなどは登録時のSIMカード契約者本人以外はICアプリの削除ができないため、この作業が行われていない場合は買取をしてもらえない可能性があります。

紐づけられているアプリなどは削除や初期化を忘れず行うようにしましょう。
初期化作業後はSIMカードを抜くことも忘れないようにしましょう。

初期化

アプリなどの削除・初期化が終わったらバックアップなども行い本体の初期化を行います。
バックアップの方法は専用のアプリを経由する方法やドライブに保存する、クラウドに保存するなどさまざまな方法があります。

初期化を行う際も端末により方法が異なります。
Androidの場合は暗号化して初期化が必要です、暗号化の手順はバージョンにより異なりますが基本的には
設定→セキュリティ→携帯番号の暗号化→実行
その後データを初期化します。
設定→バックアップとリセット→工場出荷状態に初期化→端末をリセット→実行
という流れですがこれもバージョンにより多少違いがあります。

iPhoneの場合はAndroidと違ってもともと暗号化されている状態のため、暗号化の手順は必要ありません。
ですがiPhoneの場合は「iPhoneを探す」をOFFにしてからiCloudのログアウトが必要です。

iCloudのログアウトが完了したら
設定→一般→リセット→すべてのコンテンツと設定を消去→iPhoneを消去
の手順で初期化を行います。

これらの作業が終わり端末を初期化した上で買取価格を少しでも高くしたい場合
付属品などもセットで依頼することで高額買取に繋がる可能性があります。

生活必需品ともいえるスマホを売る際には個人情報を守ることを忘れずに行いましょう。

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