日本の顔東京の知られざるゴミ問題

Posted by 2022.03.29 Business vector designed by Freepik

東京都いえば、世界的にも有名な都市です。
訪れる外国人がみな口をそろえて言うのは、東京がきれいだということ。
街中のどこを見てもきれいで、きちんと清掃された公衆トイレや駅のホームなど、世界では、最も衛生的でクリーンであると好評な東京ですが
そのきれいさの裏側には、観光客にはわからないゴミの問題が隠されているのです。

東京の渋谷で毎年恒例になりつつあるハロウィン時期に練り歩く人々。
スクランブル交差点周辺では、ゴミがたくさん落ちており、参加者やボランティア団体がゴミ拾いを探している映像がハロウィン明けにニュースで流れています。
「イベントの後に街が汚れてしまうことは仕方がない」と済ませていい問題ではありません。実は、近い将来、常に東京がゴミに溢れるかもと言われています。

そもそも現在、東京都はどのようにゴミを分別しているのでしょうか。
東京都内でも区や市によって分別の仕方が異なるため、一概にこのように分別しているとは言えません。

大きく分けると共通点があるのでお話しします。
東京都のゴミの分別の仕方の共通点を挙げると、
・都市の指定のゴミ袋がある
・プラスチックを燃えないゴミとするところと、燃えるゴミとするところ

この二点です。
多くの地域はゴミ袋を有料にし、指定されているゴミ袋以外のゴミは回収しないというようにしていました。地区によっては、プラスチックの分類を燃えるゴミとしているところもあり、燃えるゴミかそれ以外かというように分けているところもありました。

きちんと東京都もゴミの分別をしているように見えますが、
将来ゴミに溢れてしまうと言われているのはなぜでしょうか。

理由は、悪徳業者による不法投棄などが関係しているようです。
これは、許可を取っていない業者が回収した不用品が街中のゴミの回収場に捨てられているなど、無許可の不用品回収業者によるゴミ問題が多く浮上しているようです。
当然、その場に置いておかれるゴミは自治体が回収できないものもあるため、ゴミが投棄されたままになってしまいます。

そのため、業者に依頼する際も悪党業者に間違って依頼してしまうと、環境の悪化にもつながってしまうので、不用品回収の業者に依頼する際は気を付けましょう。

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