買取価格は売値の何割？！値付けの基準を徹底解説！

Posted by 2021.10.25 Business vector designed by Freepik

コロナ禍でおうち時間が増え、この機会に…と断捨離をする人も少なくないようです。「捨てるくらいなら少しでもお金になれば」とリサイクルショップや買取ショップへ査定をする人もいると思います。そこで買取価格が売値の何割程度に設定されているのかについて解説をします。需要や状態、ショップによって変動するため一概には言えないものの、一般的な割合を出しています。

買取価格は売値の何割になる？

買取価格は売値に対して、おおざっぱに平均すると3割以下だと思われます。これ以上で買取をすると利益にならず、中古品買取業者全体が成り立たなくなってしまいます。逆に1割で買い取ろうとしても、売り手が売ってくれない可能性もあることから3割程度に落ち着くのではないかと考えられます。

ただし、買取は売値の高さや需要の高さなどによって大幅に上下し、業者の運営コストなども加味して考えられる必要があるので、正確な割合を出すには個別の商品ごとに計算いなければなりません。

買取業者の値付けの基準

このような買取価格はどのような基準で決められているのでしょうか。
【需要と供給のバランス】
まず、需要と供給のバランスです。当然ですが、需要が大きい方が価格が高くなり、小さい方が価格が低くなります。また供給が少ない方が価格は高くなり、供給が多いと価格は下がります。限定品などのレアな商品は、元値以上の高額買取をすることがありますが、これは供給が少なく、一定の需要があるためにできる事です。

【ブランド】
商品のブランドも値付けの大きな影響を与えます。例えばルイ・ヴィトンのかばんなどは中古品でもかなり高値で売ることが出来ます。これは「ブランド価値」が落ちない為で、買取業者としてもブランドのある商品は強気に買取しやすい商品になります。

【季節変動】
季節変動も値付けに影響を受けます。例えば、扇風機は夏には需要が高いですが、冬には需要がありません。そうすると、夏に買い取った扇風機はすぐに再販できるのに対し、冬に買った扇風機は夏が来るまで在庫としておいておかなくてはなりません。業者としては扇風機を冬に買い取るメリットがないので、冬の買取価格は下げようとします。

【使用感】
使用感も、非常に大きな要因です。中古品とはいえ、やはりボロボロで汚いものは売れないので買い取ってもらえません。逆に未開封や未使用品等見た目が綺麗な物は、新品にこだわらない人にとってはお得な商品です。使用感の少ない商品はすぐに売れるので、高値で買い取りがしやすくなります。

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