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自分で遺品整理するメリットとデメリットは?作業の流れも解説!

Posted by 2019.08.24 Business vector designed by Freepik
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家族や親族を亡くした人は、遺品整理という大事な作業に向き合わなければいけません。
遺品整理とは故人の大切にしていた持ち物や思い入れのある品物、その他所有物を適切に処理することですが、遺族の中にはこの作業を自分でやるべきか専門業者に依頼すべきかで悩む人も多いのではないでしょうか。

この記事では自分で遺品整理するメリットとデメリットを紹介して、具体的にどんな風に進めれば良いのかを説明します。

遺品整理を自分で行うメリットとデメリット

遺品整理を家族や親族だけで行うのにはメリットもあればデメリットもあります。
両方をよく比較して決定するなら、後悔しない遺品整理ができるでしょう。
では実際に遺品整理を自分でやったことがあるという人たちのコメントを参照しながら、メリット・デメリットの詳細を見てみましょう。

遺品整理を自分でするメリット

まずはメリットから見ていきましょう。以下のような点が挙げられます。

◆費用が安い
自分で遺品整理をすればほとんど無料で遺品を処理できます。
リサイクル家電の処理や軽トラのレンタルなど諸費用はかかりますが、業者に頼むよりも数万円~数十万円安く済むこともあります。
資金が限られているという場合には現実的な手段です。

◆気持ちの整理をつけられる
故人との思い出が一番あるのはやはり家族や親族ですよね。
故人の持ち物の中には、なにかと遺族との共通の思い出が詰まっている物が多くあるでしょう。
遺品整理を通して色々な品物に触れることで改めて故人を偲ぶことができるので、遺品整理は気持ちの整理をつけるのに良いです。
この点については以下のような遺族のコメントがありました。

「祖母が亡くなった時に母と二人で遺品整理をしました。大変でしたが思い出の品や写真など、祖母の話しをしながら行い心の整理もつきました」

「趣味関連の物がたくさんあるので数年たってもすっきりとは片付けられません。ただ1つ1つ確認しながら気持ちの整理ができます。自分で整理した方が後悔しないと思います」

「義父の遺品整理をしました。遺産や自分たちの資金の余裕もなかったので自分達で行いました。半年以上かかって大変でした。
お金があれば業者にやってもらいたかったのですが、それでも故人の思い出を親戚と語りながら片付けが出来たので良かったです」

「祖父の遺品を父と一緒に整理しましたが、2年ほどかかりました。一つ一つの遺品に思い出があったので色々思い出し中々進みませんでした。ただ懐かしい思い出を思い出すことができ良かったです。」

◆貴重品を取られる不安がない
良心的な遺品整理業者であれば、遺品整理をする家屋から貴重品を盗んだりしませんが、遺品整理を依頼する側からするとどの業者が信頼できるのかいまいち分からないものですよね。
業者に頼むと「現金など貴重なものが途中で発見されて取られるかも」と不安になってしまうこともありますが、自分でやればその心配はありません。

遺品整理を自分でするデメリット

続いてデメリットを見ていきましょう。

●時間がかかる
もし遺品の量が大量だと自分たちだけではなかなか整理が進まないことがあります。
特に故人が遠くに住んでいる場合や、普段遺族が仕事をしている場合、体力面で限界がある場合などはそうなるでしょう。
場合によっては数か月ないしは数年かかることも考えられます。
この点については以下のような体験談がありました。

「あまり遺品の量は多くないと思っていましたが、いざ整理を始めるとけっこう時間がかかりました。思い出の品などを見ては感激したりしていましたが、最後には掃除だけ業者の方に入って頂きました」

「使えそうなものは中古ショップに売るなどして費用をとても安く抑えられました。ただ一人だったこととまとまった時間が取れなかったこともあって一か月以上かかりました。特にタンス類の処分には手間取ったので、大きなものだけでも業者に頼めばよかったと今になって思います」

●自分では物が捨てられない
先述の通り遺品には色々と思い出がつまっているので、自分で整理すると思い出に浸ることができます。
これはメリットにもなる点ですが、場合によっては片付けが一向に進まないというデメリットにつながることもあります。

●時間的余裕がないとできない
故人が一軒家に住んでいたのならまだしも、賃貸に住んでいたのであれば原状復帰して大家や管理会社に返さなければいけません。
「翌月までに退去してください」と言われた場合、なかなかゆっくり遺品整理している余裕はないですよね。
遺品整理に参加できる人数にもよりますが、状況によってはとても自分だけで整理しきれないということもあり得ます。

自分で遺品整理する流れ

もし自分で遺品整理をすることに決めた場合は、以下のような流れを意識して整理を始めると良いでしょう。

1.日付を決める
自分一人や家族で遺品整理をするのか、親族も一緒になってするのかでスケジュール調整は変わってきます。
もし遺産が残されていそうなら相続人になる可能性がある人が立ち会える日が良いかもしれません。
また意外と重要なのはいつまでに終わらせるか目標を設定することです。
先述の通り遺品整理は意外と進まないことがあるので、目標設定は大切です。

2.貴重品をまず探す
家の状況にもよりますが、貴重品をまず念入りに探すようにしましょう。
貴重品は家具や家電、カバンなどに紛れている可能性もあり、適当に遺品を処理するとうっかり捨ててしまう恐れもあります。
タンスや書棚などはもちろん、一通りの遺品を念入りに調べておくと良いでしょう。

3.不用品と残しておくものに分ける
明らかにゴミとして処分できるものと、もしかしたら残した方が良いかもしれない物、残したい物、リサイクルショップに出す物などにカテゴリー分けして一つ一つ遺品を分類していきましょう。
この時に重要なのは他の人の意見も聞くことです。
自分にはどうということがないものでも別の人には大切な思い出の品かもしれないからです。

4.不用品の処分方法やリサイクル品の処理方法を決める
生ごみや紙ごみなどの場合は簡単ですが、リサイクル家電や小型家電などの場合はゴミ捨て場に適当に置くわけにはいきません。
自治体の定める方法に沿って処理しなければいけないので、きちんとその方法を調べて紙に書いておきましょう。
また売却するもののリストを作っていつどこに売るかもまとめておきましょう。

5.原状復帰や清掃
賃貸であれば原状復帰をどの程度しなければいけないのかを検討します。
また戸建ての場合は清掃作業が必要です。
故人の死亡の仕方によっては「特殊清掃」と呼ばれるより手の込んだ清掃をしなければいけない場合もあります。
この場合はどの業者に作業を任せるかを決めなければいけません。

これが大まかな遺品整理作業の流れになります。
2番目のステップでもし資産が見つかった場合は、同時並行的に遺産相続の手続きも行っていきます。
またもし借金など負の遺産が見つかった場合は相続放棄などの手続きをする必要が出てくるかもしれません。
それぞれの遺品整理の状況は異なるので、時間的な余裕を持って遺品整理を始めてください。

遺品整理に役立つツール

遺品整理を自分でする時は以下のようなツールを用意しておくと役に立ちます。

◆ゴミ袋
自治体が指定しているものがあればそれを用意しましょう。比較的大きいものを使うと良いでしょう。

◆段ボール
遺品を分類分けする時の入れ物になります。

◆手袋
遺品整理ではいろいろなものに触れることになるので、けがをしないように手袋をしましょう。

◆紙袋や結束テープ
書籍や雑誌などを入れたり束ねるのに使います。

◆マジック
段ボールに遺品の分類を書くのに使います。

◆はさみやカッター
結束テープを切ったりゴミを細かくしたりするのに便利です。

◆ガムテープ
段ボールを閉じるのに使います。

◆マスク
掃除や整理整頓しているうちにほこりが舞ったりするのでマスクがあると快適です。
また異臭があるかもしれないのでマスクを常備しましょう。

◆掃除機やほうきなどの掃除用具
清掃をすると遺品整理がしやすくなるので用意しましょう。

◆スリッパ
長い間掃除してない家にはほこりがたまっている可能性があるのでスリッパを履くと良いです。

まとめ

遺品整理を自分で行うことは十分できますが、整理すべき荷物の量や種類、時間的余裕などによっては難しい場合もあります。
また遺族の体調や住んでいる場所によっても自分では整理しきれない場合があるでしょう。
このような場合は遺品整理の専門業者に任せる方が最終的に良いこともあります。

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