不用品回収ここだけの話

絶対に失敗たくない人のための 正しい業者選び方とは?

Posted by 2016.06.01 Business vector designed by Freepik
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業者選びは難しい?

 不用品回収を頻繁に依頼する方はほとんどいないと思います。いざ業者を選ぶ段階になってネット検索で探すと、どこも良さそうなことが書いてあります。「業界最安値」、「即日対応」、「安心のサービス」、「パック料金でお得」や「どこよりも安い料金プラン」、「無料回収」など魅力的なフレーズが並んでいます。料金例やお客様アンケートなどが掲載されている場合もあります。
 しかし、それらを見て、自分のケースではいくらかかるのかわかる人は少ないでしょう。どんな対応をしてくれるのか、どんな感じの人が来るのかも想像しにくいと思います。そこで、業者の選び方について、書ける範囲で書きたいと思います。

良い業者とは何か?をはっきりさせることが重要

 良い業者とは何か、実は人や状況によって異なる場合があります。例えば、敷地内から外に置いたものを回収してもらう時に、賠償責任保険加入といわれてもピンとこないと思います。こういった保険は、主に室内でのトラブルに備えたものだからです。女性で一人暮らしの方などであれば、安心できる相手であることが重要であったりすることもありますが、そんなことは関係ないという人もいます。2tトラック1台で回収してほしいのに2tトラックを持っていない業者だと求める業者ではなくなります。価格は安いに越したことはないと思いますが、価格以外の点や条件についてどの程度重きを置くか、ということを考えておくことが大切です。そして、価格とそのバランスが良い業者を探すとよいでしょう。

ホームページやチラシで業者の良し悪しはわかる?

 まず、不用品回収業者のホームページだけで良し悪しの判断をつけるのはかなり難しいと思います。ホームページがキレイだから良いとか、そうでないといったことでは判断できません。ましてや料金体系を見たところで、どこが結果的に一番安いのか、対応がちゃんとしているかなどはわからないからです。
 よく言われていることで、チラシで不用品を回収しますという宣伝をやっている業者は料金が高いという話があります。恐らくその理由は、チラシでの広告にはネットの数倍のコストがかかると言われているためだと思われます。

業者選びを失敗すると、、、。

 まず、代表的なのが高い料金で頼んでしまうというものです。しっかり探せばもっと安くできたのに、ということはあるようです。大きなトラブルが起きることは少ないと思いますが、業者とのトラブルで嫌な思いをしたりする可能性はあります。例えば、近隣とうまくやってほしいのに、業者が上手く対応しないどころか、近隣住人とトラブルになったといったこともあるようです。また、作業が終わった段階で追加料金を請求されるということもあります。作業が予定通り終わらなかったというトラブルもあります。スッキリしたいのに逆に嫌な気持ちになるなんていうことがないように、業者はしっかりと選びたいところです。

業者の選び方 その① きちんと情報公開をしている業者を選ぶ

 情報公開のポイントですが、住所がはっきりしている業者を選ぶと良いと思います。中には記載されている住所をgooglemapで探すと、駐車場だったりすることもあります。住所をきちんと載せない業者を信用できますか?
 ちなみにゴミナビでは住所の記載のない業者は掲載していません。また、ホームページに産廃の収集運搬許可番号の記載があるが、実際に調べると該当する番号がない場合などもあります。そのような業者は避けた方がよいかもしれません。ゴミナビでは業者の詳細ページの許可番号をクリックすると、環境省のデータベースに登録されている情報を確認することができます。

業者の選び方 その② 料金体系をじっくり確認する

 不用品回収を依頼する場合の料金体系は、各社バラバラというのが実情です。定額パック料金などがある業者は、それで内容や料金の比較ができるかもしれません。1点単位での料金なのか、重量なのか、体積なのかそのあたりをイメージできる業者を探した方が良いかもしれません。

業者の選び方 その③ 電話で料金説明や概算を伝えてくれる業者を選ぶ

 ここからは問い合わせをした際、料金説明をしたがらない業者は相手を見て価格を決めてくる可能性があります。それが必ず高いとは限りませんが、交渉などが得意でない方は問い合わせの時点で価格のイメージができる業者が良いかと思います。もちろん、量が多いと電話では料金がわからないこともありますので、2、3点の具体的な物品を伝えて、それだったらいくらか?といったことを聞いてヒントにしてみるのも手です。

業者の選び方 その④ 大手?小規模の業者どっちがいいの?

 これについては、一概には言えません。どちらにもメリットとデメリットがあります。1つ言えるのは、大手だからといって安く回収できるとか安心だろうということも必ずしも言えません。小規模の業者は小回りがきいて安い場合があったりする一方、対応がバラつきがあったりといったこともあるようです。大手は車両の台数や人員が多いので、期限が差し迫っている場合などに対応してもらえる確率が高いかもしれません。

見積後の選び方 ①きちんと見積する業者を選ぶ

 見積でちゃんと回収物を確認しない業者は避けた方が良いかもしれません。例えば2tトラック2台以上の量があるのに、3分とかで見積が終わる、確認が終わるなどのケースはきちんと確認ができていない可能性があります。 業者も車両や人の手配が必要であったり、処分コストがかかるからこそ、真剣に物品を確認するものです。それが適当というのは、処分費用を考えていないか、経験が浅いか、ちょっと見た感じで「問題はないだろう」と簡単に考えているか、といったことが考えられます。見積の目算が狂った時に、依頼者に追加の費用を請求するなんていう業者はちょっと選びたくないですよね。

見積後の選び方 ②見積書を発行してくれる業者を選ぶ

 見積の際に、依頼内容や金額を記載した見積書を発行してもらえれば、契約の証明となります。よって、見積書を発行してくれる業者の方が安心できると思います。後になって、料金に含まれていないなどのトラブルを避けるためにも、見積書にも細かな内容を記載している業者の方が安心できると思います。

見積後の選び方 ③追加料金などの確認をしてみる

 見積で出た金額が最終的に支払う金額とは限りません。作業が終わった後に追加請求をされたといったようなケースもありますので、見積の際にどういったことがある場合に追加料金となるのかを確認して、安心できる業者を見つけると良いと思います。曖昧な回答をして、追加料金の余地を残そうとする業者ならば、やめた方がよいかもしれません。中には、物が多すぎで全てのものを確認できないケースなどもあります。そういった場合は、出てきたものによって追加料金を支払う前提に依頼することもありますので、よく条件を確認すると良いと思います。

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