長崎県環境部の取り組み！

Posted by 2022.06.17 Business vector designed by Freepik

ゴミナビ！では以前より各都道府県の環境問題に関する取り組みを紹介してきました。

今回は、長崎県環境部が作成した「私たちのくらしと環境～みんなで創ろう！持続可能な社会を～」という副読本をもとに長崎県がどのような取り組みを行っているのかを探っていきたいと思います。

長崎県環境部が発行した「私たちのくらしと環境」では、まず初めに、現在の環境についての解説がされていました。

身近な海・川の水質問題、ゴミ問題だけでなく、PM2.5と呼ばれる見落としがちな微小粒子状物質の高濃度出現や地球温暖化、生物多様性についても言及されていました。

そして現在のような大量の資源やエネルギーに依存する生活ではなくそれを変えるためにどのようにするべきか考えることを呼びかけていました。

まず最初に、地球温暖化についてです。
地球上には大気が存在しており、大気のおかげで生物が生活することができる温度に地球を保つことができているのが現状です。しかし、私たち人間が生活の中で使用して排出された二酸化炭素などの影響で温室効果ガスが発生し、地球の温度を上昇させています。そしてこの現象を地球温暖化と呼びます。このままでは、21世紀末には長崎県で年平均2.8℃の気温上昇の心配がされています。

長崎県環境部では、こういった現状のまとめと警告だけでなく、エコシートの使用を促していました。これは、毎日自分で電気の使用量のメーターを確認してチェックを行うことで省エネを意識した生活を送る手助けをするものになっていました。

次に水について
地球は太陽系で唯一水が存在する惑星だと言われています。
しかしそのほとんどが海水で、淡水はわずか2.5％しか存在していません。
そのため私たちは知恵と工夫で水を循環させ、飲み水や生活に必要な水を作り出しているのです。
しかし、近年では降水量が減り、ダムに水を貯めることができない地域も増え、深刻な水不足に陥ることが危惧されています。

そこで長崎県環境部では、4つの水の有効利用方法を紹介しています。
・水の漏水防止対策
・汚水処理再生水の使用法
・公共施設での雨水の使用推奨
・節水機器の設置

上記のような対策をすることで水資源を有効に使用することができるとしています。

いかがでしたでしょうか。今回は、副読本から地球温暖化についてと水についての二つを抜粋して話をまとめました。皆さんもご自身でできる環境を意識した活動をしてみてください。

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